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家人にも頻度の問題として
自宅のインテリアをかえることに驚かれます。
テーブルを窓側に動かせば、キャビネットは
壁側に、寝室にあった小さなデスクをリビングに
戻せば、ダイニングで使っていた椅子は玄関へ。
自身でも、とんだ力持ちだと思いながら
夜な夜な、床に広がった埃を拭き取っては
モヤモヤした室内に新しい空気を入れ替えます。
ああ、かえようか、と思うのは
適度な疲労感と倦怠感に包まれたとある一日。
扉を開けた瞬間、玄関に転がった靴から始まり
籠からはみ出た大量の洗濯物、
流し台には重なるように溜め込まれた食器や
床に落ちっぱなしの鉛筆、椅子にかかった上着、
食べかけの菓子袋・・・
散らかりすぎた室内を見渡して思うのです。
これは明日も続くのかと。
そう思うと、まるで背中に付属されている
ゼンマイが少しづつ巻かれるように感じます。
この大量の食器を洗い終わったら気持ちいだろうなとか、
ぱりっとアイロンがかけられたシャッツに袖を通したら
清々しいなとか。
気怠さに気持ちがよかった時の記憶が上書きされたら
ゼンマイも巻き終わり。
あとは動くだけなのです。
同時に今はどんな季節だっけ、どんな光だっけと
イメージが重なります。
大きな食卓テーブルを窓側へ移したら
庭が見えて気持ちがいいなとか、
この季節ならキャビネットの上に飾りたいものが増えて
楽しいなとか。
気持ちよさや楽しさ、心地よさや清々しさ・・・。
そんな漂うような緩やかな気持ちが
インテリアの変化を支えます。
決まりも規則もない、わたし的
「ほどほど」な気持ちインテリです。