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ウールをせっけん液などアルカリ性の液に浸して、もみ洗いやこすり洗いをすることで、毛を絡ませて縮めることを「縮絨(しゅくじゅう)」といいます。縮絨の加減によって、やわらか仕上げにしたり、しっかり仕上げにしたりと、自分好みの風合いが調節できる自由度の高い技術です。自分好みの仕上げを見つけて縮絨する楽しみを体験してください。
仕様目的に合わせた2種類の縮絨例をご紹介します。
紡績から上がった糸は、ふわふわしていませんが、縮絨することで、
柔らかくなり、肌触りが良くなると同時に、糸が膨らむことで編み目がふさがり暖かくなるのが特徴です。
縮絨することで編地がしっかりとするので、バッグやルームシューズなどをかっちりと立体的に仕上げたいときにぴったりの技法です。
※縮絨すると作品の大きさが縮みます。
※縮み具合は糸の種類や縮絨の仕方によって異なります。制作前に必ずサンプルを縮絨して、縮み具合を確認してください。
用意するもの
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