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lagomの看板のお話

lagomの看板のお話

 lagomの店舗をはじめるにあたってクリエイター自身のアトリエのようにモノを作る悦びに溢れている場所にしたいと思いました。ミラノで公開されていたカスティリオーニのアトリエは、悪戯っ子に部屋のように喜びと興奮に包まれていて、カスティリオーニがまだすぐそこで笑っているようでした。柳宗理さんのアトリエは模型や材料が積まれた秘密基地にような場所でした。そしてlagomのオリジナルアイテムの制作をお願いしている信州の作家さんたちの創作現場に行くのが、僕にとって何よりの大切なそして一番幸せなデザインインスピレーションだったりするのです。モノを販売するにあたってそのモノを創る本人が最も幸せな創作の場所の空気感を店舗に持ち込みたいと思いました。モノを創るワクワクする気持ちを感じていただくことで、モノともっと親密になっていただけたらと考えています。

lagomの看板は金属作家でもある金澤図工さんに作っていただきました。材料は金澤図工さんのアトリエで転がっていたもう使わない金属をそのまま組み合わせました。アトリエのワクワク感を少しでも皆さんに感じていただきたいという想いで制作しました。

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