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Lagom:ほどほどインテリアVol.3

Lagom:ほどほどインテリアVol.3

師走の大掃除を兼ねた模様替えをしました。

 

家族が集まれるような場所を作りたくて

冬だからこそグリーンを集めて温室のような場所を作りました。

グリーンは特別なものではなく、私たちはものぐさですぐに植物を枯れさせてしまうので簡単に育てられるものだけしか育てません。あまり高価でないほどほどのサイズの植物を大きめの植木鉢に移し替え、時間をかけて大きく育てています。

植木鉢もサイズが大きな陶器であれば植木鉢でないものを植木鉢として使ってしまいます。写真の立方体の陶器はスウェーデンの古い水道管関連の設備に使用していた部材だったそうです。

 

夏はごろりと寝転ぶベットタイプの背もたれのないデイベットを使っていましたが、冬は室内で時間を過ごすことが多くなるので、1Fのゲストルームで使っていた背もたれ付きのデイベットと今まで2Fで使っていた背もたれのないデイベットを交換しました。ゲストルームで使用していた少しくたびれてきたデイベッドの青い生地はリビングに合うように麻生地に張り替え、黒い牛革ボタンでボタン締めをしました。寝転がることが多いデイベットは、1年中肌さわりが気持ち良い麻がオススメです。冬の貴重な陽の光を楽しみながらお茶をしたり読書をしたり子供たちが絵を描ける空間になればと思います。

 

デイベットの前に置いたアアルトのコーヒーテーブルは、実はダイニングテーブルだったのですがアアルトのベンチの短い脚と交換して作り変えたものです。同じデザインの脚を様々なプロダクトに応用しているアアルトの家具ならではの汎用性です。アアルトの家具の脚は木ねじで固定されているだけですので、ネジを外して取り替えるのも容易です。もしなんども脚を取り替えてネジ穴が大きくなってしまったら、ネジ穴に細い木の棒を差し込んでから木ネジを締めることでネジの緩みを抑えることができます。

 

小さなクリスマススペースも作りました。クリスマスのディスプレイは1ヶ月と長い期間飾るので、ほどほどに。日常生活と調和させながら季節のイベントを大切にしています。クリスマスまでの間に、森に散歩に行って木の枝や松ぼっくり拾ったり、形の綺麗な林檎を飾ったり自然のものを飾りに使い、加えたり削ったりしながら楽しみます。

 

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